◇第2種から狙わないとダメ?
放射線取扱主任者試験関連のブログを見ていると、
「第1種を取りたいけど、まだその実力がないから第2種から挑戦している」
というような発言を目にします。
この考え方は、半分正しいですが、半分は間違っています。
正しい部分とは、次のいずれかに当てはまる方々についてです。
①実務に関わっているので、具体的な事柄については現場で経験している。
②2日間にわたる試験に耐えられない(バカバカしく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、2日間集中して試験に取り組むというのは、結構しんどいものです)。
間違っている部分とは、
第2種の方が細かい知識を問われるので、第1種とは異なる難しさがある
という点です。
私自身は、受験した年の8月に入ってから、腕試しにと思って第2種の過去問を直近2年分だけ解きましたが、惨敗でした。その時点で第1種の過去問については、最低でも6割は取れるようになっていましたが、第2種では6割に届かない課目が続出でした。自信喪失しかけましたが、「この2つの試験は、ある意味まったく別の試験なのだから、気にすることはない」と、気持ちを切り替えました。
ですから、上記①または②に当てはまらず、「自分は第1種放射線取扱主任者試験に合格するぞ」と思っている方は、いきなり第1種から始めて、何ら問題ありません(逆に言えば、まずは小手調べにという軽い感覚で第2種を受けると痛い目に合うかもしれません)。
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